POETRY更新

毎度、高里です。
きっとポエコはこれが最後の更新になるでしょう。
十中八九、育児というものに追われて趣味に手が伸ばせるとは思えない…。
ホント、開店休業だよねー(笑）あ、でも仕事依頼はウェルカムですよ！

↓若干詩のネタバレにもなるので反転でどうぞ。

今回のは検査薬で妊娠が発覚して、病院での検査後あたりに書いたものです。
結婚して10年、全くもって縁のなかった出来事だったので、知らないことが盛り沢山。
心音が確認できるまでは俗に言う「おめでた」ではないと。。。

結婚したのが若かったこともあり、自由気ままな2人＋犬暮らしを謳歌していたのですが
ここ数年真面目に子作りに取り組んでみました(笑）と言っても、
自然妊娠がいいので、病院へ行って検査をするでもなく、ただひたすら基礎体温の
タイミングを図って1年程？が過ぎまして。つうか、10年普通に生活してて出来ない時点で
不妊でしょう？！って話なんですがね(笑）
まぁそれはそれはストレスと言うか、ダメかダメかまたダメか…ってな具合でしてね。
欲しいものはなかなか手に入らないもので…。

そこで友人に勧められたのが按摩治療。彼女はたまたま腰痛で通ってて、
「そろそろ子供欲しいんですよー」って言ったら、先生が「ホイッ」としたら1ヶ月後にご懐妊。
と言う話を聞いて、半信半疑モノは試しと探したけど、ここいらに按摩さんがいない。
そして辿り着いたのが鍼灸院。鍼ってのに抵抗があったけど、
｢半年間、週1ペースで通って妊娠に至らなかったら、その後半年の治療費は
いただきません」って、一見『怪しい？』とか思いながらも『自信があるんだなぁ～』と、
通ってみること1ヶ月。

・・・デキマシタ！！

先生曰く、「最速ですよ」と(笑）先生も私もビックリ。

そんな経緯を経て、今回妊娠に至ったのですが、
【心音が確認できるまでは「おめでた」ではない】この言葉に軽くショックと言うか
怖さを感じたのです。
だって、今お腹にいるのに、存在を確認できているのに、いなくなってしまうかもしれない
と言う不安。奇跡的な確率でやっと来てくれたのに、会うこともなくいなくなってしまうかも
しれないなんて考えたら、正直気が気じゃない訳で…。
心音を確認できる前にいなくなってしまうのは、卵の方に何らかの原因がある場合だ
そうだ。なので心音を確認できれば、晴れて「おめでた」と言うことになる。
その週数に至るまで、何が出来るわけでもなく、ただ成長してくれることを願うことしか
出来ないもどかしさと不安。この子の生命力と運を信じるだけ。
そんな思いなどなどを詩にしてみました。

現在8ヶ月。こうしてキーを打っている間も、ぐねぐねお腹の中で動いております。
これからは各臓器が正常に機能しているかどうかも診ていきます。
この時期、そう言った器官の異常が認められれば難しくなることも出てきます。
喜ばしいことを喜ばしいままで迎えられたら、どんなに嬉しいことか。
人が生まれるということは、本当に奇跡的なことではないかと思います。
自分も通ってきた道のり。
生きること、生まれることを選んだのは、「私」ではなく、本能なのかもしれない。