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気合を入れて4作アップしてみました。本当は3作予定だったんだけど気が向いたのでもう1作足してみた。
4作目は最近のなのであまり載せる気はなかったんだけど、本当に気が向いたので載せてみた(笑)もう書けないよ…。

96.6.5のを作ってて思い出した苦い過去話をここで一つ。
小3のとき自宅から電車で一時間程のちょっとした街へ習い事へ通っていました。
レッスンを終え、友達と練習を2時間程して帰るのが毎回の日課で帰りの電車は下るに連れて混みはじめるのが常でした。
その日私は優先席に座っていて目の前におばあさんが来たので席を譲ろうと声を掛けるのに
どんなタイミングでなんて声を掛けようかドキドキしながら頭を回転させていました。
するとそのおばあさんから声を掛けてきて「どこに行ってきたの?」「どこまで帰るの?」「何年生?」など他愛もないことを
穏やかな口調で話しかけてきてくれたので、いざ「席をどうぞ」と言おうとしたその瞬間、
それまでとは別人のような口調で「小学校3年にもなって座ってんじゃないわよ。そこは優先席でしょ!」と言われたのです。
もう頭が真っ白になって、この状況が一体どうなっているのか混乱しました。と言うよりショックの方が大きかったです。
「さっきまであんなに優しく話しかけてくれていた人がどうして?」ある意味自分も心許していたので感覚的に裏切られた
という感じで本当に言葉もでませんでした。
「譲ろうとしていた」なんてとても信じてもらえそうになかったし、落胆していました。
そんな私を余所におばあさんは近くの人に愚痴りはじめました。私はただただオロオロしながらどうすればこの状況を抜けられるのか必死に考えていたら、隣に座っていた30歳前後の男性が「こんな小さい子をいびってないで、隣の僕に席を譲れって言えばいいじゃないですか!そういうのを弱いもの虐めって言うんですよ!」と席を立ってそのおばあさんを座らせようとしたのです。
でもそのあばあさんは「いいわよ、もう降りるから!」と次の駅で降りて行きました。そのお兄さんもそのまま席を立って何処かへ行ってしまい、私は結局「どうぞ」もそのお兄さんに「ありがとう」も言えませんでした。

優先席に座って譲る気があっても「どうぞ」も言えなければ座る資格はないと思ったりもしたけど、でも他人に話しかける勇気を持つ時間をもう少しくれればな…と幼心に思いました。
小3とは言えまだまだ子供。大人が認識している「小3」よりずっと子供だよ。
考えが大人に近付き始めてても行動が伴わない事だってある。
「おにいちゃんやおねえちゃん」て言われても本当は寂しかったり甘えたかったりするよね?

そんなことでこの詩の意味合いとは違うけど、こんな話を思い出したわけです。人生色々あるわな。
どんなことでもまず相手の気持ちになって考えてから発言すべきだね。
本当に些細な言葉で傷付いたり傷付けたりしちゃうからね…
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